私が熱心に音楽を聴き始めたのは中学一年生の頃です。
その頃、私が「一生ついていくアーティスト」と周囲に触れ回っていたバンドが2組おりました。
ひとつは「Mr.Children」。
惹かれたのは、まずオリコンチャートの「歴代CD売上ランキング」で何度も上位に食い込んでいた事を知った時でした。
中学一年生の幼い私は
「こんなにCDが売れているんだ! きっと日本中の人誰もが認める一流のアーティストに違いない」
と、齢12にして早くも「一生ついていくアーティスト」と決めてしまったのでした。
結局その後、いわゆるバカ売れした「Tomorrow Never Knows」や「innocent world」のようなシングル曲には飽きてしまって、すっかり聴かなくなってはいるのですが、アルバムを全部集めた時、私の中でミスチルが再び輝いて見えてしまったのです。
「シングル曲とアルバム曲、全然違うじゃん!」
と、なんとシングルカットされていない「アルバム曲」において、ミスチルが普段表に見せない、凄まじい音楽センスを見せつけられてしまいました。
そんなわけで、ミスチルは10年経った今でも、私は魅了し続けているのでした。
それとは対照的にめっきり聴かなくなってしまったのが「BUMP OF CHICKEN」です。
2014年3月現在の最新曲「firefly」
好きになったきっかけは、ただ単に当時中学生だった私の周りでBUMPが流行っていたからです。
聴かなくなった時期についてはハッキリと覚えてはいないのですが、2007年発表の5thアルバム「orbital period」までは間違いなく聴いていました。
その次回作である「COSMONAUT」(2010年発表)が発表された時には、アルバムが出たことすら知らなかったほど興味を無くしていました。
(2010年と言えば私が高専4年の時、既にメタルを含むいろんなジャンルの音楽を聴きあさっていた頃です)
私の中ではとっくに下火になってしまったBUMP OF CHICKENですが、ごくごく稀に聴き直しては懐かしんでいたりもします。
特に熱心に聴いていたのは2004年発表、4thアルバムの「ユグドラシル」です。
1. asgard
2. オンリー ロンリー グローリー (アルバムエディット)
3. 乗車権
4. ギルド
5. embrace
6. sailing day
7. 同じドアをくぐれたら
8. 車輪の唄
9. スノースマイル
10. レム
11. fire sign
12. 太陽
13. ロストマン
14. midgard
シングル曲は「オンリーロンリーグローリー」「sailing day」「スノースマイル」「ロストマン」。
それを除くとおすすめ曲は「乗車権」「ギルド」「同じドアをくぐれたら」の3曲。
この中で私が一番好きだったのが、「ロストマン」でした。
この曲を聴くと本当に中学時代を思い出してしまいます。
高専に入り、メタルにドハマりし、大槻ケンヂに出会い、Coaltar of the deepersに出会い・・・
私のなかのBUMP OF CHICKENは、この頃を堺に、急速に無くなっていってしまったのでした。
今少し聴き直してみますが、やはりどうもあの頃のような気持ちにはなれませんね。
理由は未だに、よくわからずにいます。